アメリカの知性派ポスト・パンク・バンド、 トーキング・ヘッズ。
トーキング・ヘッズの基礎はパンク・ロック。独自のロックを基調に様々な音楽を提示する ポスト・パンク・バンドである。 幅広く複雑な音楽を奏でるバンドであり、パンク、ポップ、グリーヴィなロック、 テクノ、アフリカン・ファンク、ディスコ、パーカッション、ストリングス、独自のリズムを取り入れた サウンドを展開する。リズム感は最大の持ち味でポップ・テンポを 独自に演奏する。
トーキング・ヘッズはインテリ集団であり
作品も幅広く、人間感情を表した作品、社会派作品、ダークな作品など様々だ。
作品全体がアートに満ちており、アートの感覚を楽しむファンも多い。
ブライアン・イーノとの共作は見事でアルバム
"リメイン・イン・ライト"はロック史に残る傑作として名高い。
デヴィッド・バーンは60年代グループ・サウンドのファンであり、それらの影響が作品にも表れている。
メンバー
デヴィッド・バーン・・・ヴォーカル
ジェリー・ハリソン・・・キーボード、ギター、
バッキング・ボーカル
ティナ・ウェイマス・・・ベース、バッキング・ボーカル
クリス・フランツ・・・ドラム、バッキング・ボーカル

デヴィッド・バーンは 1952年5月14日生まれ、イギリスのダンバートン出身。 小さい頃から両親と共にカナダやアメリカへ移住を繰り返し、 大学に入学するも1年で退学。その後に ティナ・ウェイマス、 クリス・フランツと共にバンド” ジ・アーティスティック”を結成。
その後、このバンドはニュー・ヨークで活動を始め、 バンド名を”トーキング・ヘッズ”とする。 そして、ニューヨーク・パンクの聖地であるライブ・ハウス”CBGB”への出演を重ねる。
77年、ジェリー、ハリソンが加入。そして、 デビュー・アルバム"サイコ・キラー`77"を リリース。芸術的なアート・ロックを作り、 高い評価を得た。ロック、ポップ、ファンクが効いている。
78年、アルバム"モア・ソングス"をリリース。 このアルバムはアフリカン・ファンク、ディスコが強く押し出されている。 ブライアン・イーノがプロデュースを担当している。
79年、アルバム"フィア・オブ・ミュージック"をリリース。 アフリカのリズムを積極的に取り入れている。 ブライアン・イーノと共同でプロデュースを行った。 極度にダークなアルバムである。
80年、アルバム"リメイン・イン・トライ"をリリース。 このアルバムはトーキング・ヘッズの最高傑作。 当時流行し始めたニュー・ウェイヴとアフリカ音楽を 融合させ、エスノ・ファンクを見せつけた。 。アフリカに強いインスパイアを受けている作品であり、 独自のギター・ソングは完成度が高い。 ブライアン・イーノがトーキング・ヘッズを 最後にプロデュースしたアルバムでもある。
81年、クリスとティナが、”トム・トム・クラブ”を結成。
82年、ライヴ・アルバム"ザ・ネーム・オブ・ジス・バンド・イズ・
トーキング・ヘッズ"をリリース。
83年、アルバム"スピーキング・イン・タンズ"をリリース。シンセサイザーや強いビートが効いている
作品。
84年、ライヴ・アルバム"ストップ・メイキング・センス
~オリジナル・サウンドトラック~"をリリース。
このアルバムはコンサート・ドキュメンタリーのサウンド
トラック。
85年、アルバム"クリーチャーズ"をリリース。芸術性のあるポップ・アルバムとなっている。
86年、アルバム"トゥルー・ストーリーズ"をリリース。
アメリカの情勢を描いた作品。
88年、アルバム"ネイキッド"をリリース。
アフリカ音楽とトーキング・ヘッズのビートが見事に絡み合っている。
元ザ・スミスのジョニー・マーがレコーディングに参加している。
91年、デヴィッド・バーンと他の3人との間の対立関係が
修復せず、バンドは解散した。
92年、ベスト・アルバム"サンド・イン・ザ・ワセリン"をリリース。
トーキング・ヘッズ一番最初のベスト・アルバム。
04年、ベスト・アルバム"ザ・ベスト・オブ・トーキング・ヘッズ"をリリース。
06年、アルバム"ボーナス・レアリティーズ・アンド・アウトテイクス"
をリリース。
07年、ベスト・アルバム"トーキング・ヘッズ ザ・コレクション"をリリース。