
パンク・ムーヴメントの中から現れ、モッズ・カルチャーを
継承していたバンド ザ・ジャム。
若きポール・ウェラーは若者特有のフラストレーションを
ぶつけた。
セックス・ピストルズに触発されたザ・ジャムは
他のパンク・バンドと同様、短髪でシンプルなロックを
聴かせながら、体制批判を行った。
他のバンドと異なるところは、やはりモッズを取り入れた
スタイル。
80年前後は英国でザ・クラッシュと並ぶほど高い人気を保った。
メンバー
ポール・ウェラー・・・ヴォーカル、ギター
ブルース・フォクストン・・ベース
リック・バックラー・・・ドラムス
「町ではたくさんの顔が みんな輝いている 眩しい顔は25歳以下だよ」
By"イン・ザ・シティ"
ポール・ウェラーはザ・ジャムを解散後、
ポップ・グループ”
スタイル・カウンシル”を結成。
多数の政治的な曲を歌い、
ワーキング・クラス・ヒーローとして、人気を
博した。
メンバー
ポール・ウェラー・・・ボーカル、ギター
ミック・タルボット・・・オルガン、シンセサイザー
スタイル・カウンシル解散後、
ポール・ウェラーはソロ・デビューを果たした。
ソロ・デビュー後、R&Bやブリティッシュ・ビートなど、英国伝統の音楽を継承し、
"スタンリー・ロード"などの傑作をリリース。全米1位を獲得するなど人気を博した。
14歳の頃からバンド活動を続けている彼は、 現在も活動を続けており、様々なアーティストに影響を与え続けている。

75年、ポール・ウェラーを中心にバンド”ザ・ジャム ”は結成された。 ポール・ウェラーが最も影響を受けていたのはザ・フーであり、 この頃からモッズ志向が強かった。 だが、76年のパンク・ムーブメント到来によって大勢のパンク・バンドと 同様にザ・ジャムもパンクの影響を受けるようになる。
77年、デビュー・アルバム"イン・ザ・シティ"をリリース。 パンク・ブームの影響でパンク色が強いアルバムとなっている。 このアルバムは大ヒットし、一躍ザ・ジャムは英国の人気バンドと なった。7曲目に収録している"イン・ザ・シティ"は ザ・ジャムの代表曲。 スーツを着たメンバーが汗を搔きながら過激にパンクを演奏する 姿は当時としては画期的であり、それゆえに他のバンド以上 に注目された。
78年、アルバム"ザ・モダン・ワールド"をリリース。
評価もセールスも前作を下回り、メンバーもこのアルバムに
対して喪失した気分だった。
同年にアルバム"オール・モッド・コンズ"をリリース。
このアルバムはザ・ジャムの最高傑作であり、78年英国で
大ヒットした。前二作よりもパンク色が薄く、すばらしい
ソングライティングを見せている。
79年、アルバム"セッティング・サンズ"をリリース。 この頃からザ・ジャムは完全にパンク・バンドではなくなってくる。
80年、アルバム"サウンド・アフェクツ"をリリース。
82年、アルバム"ザ・ギフト"をリリース。 このアルバムがザ・ジャムの最後のオリジナル・アルバムとなった。 そして、この年にザ・ジャムは解散する。
83年、ポール・ウェラーは元マートン・パーカス のミック・タルボットと共に”スタイル・カウンシル”を 結成。このグループはジャズやソウルなど様々な音楽を取り入れ、 ニュー・ウェイヴを意識したポップ・サウンドを聴かせた。 反戦、反核、サッチャー政権への批判などを行い、 人権や労働問題などを取り上げた歌詞を書いた。 ポール・ウェラーはワーキング・クラス・ヒーローとなり、 絶大な人気を得た。 スタイル・カウンシルには政治的な歌ばかりではなく、 もちろんラヴ・ソングも存在する。 アルバム"アワ・フェイバリット・ショップ"は傑作として名高い。 89年頃から活動が停滞し始め、90年にスタイル・カウンシルは 解散する。
スタイル・カウンシルのリリースしたオリジナル・アルバム
"カフェ・ブリュ"(84年リリース)
"アワ・フェイバリット・ショップ"(85年リリース)
(ライヴ)"ホーム・アンド・アブロード"(86年リリース)
"コスト・オブ・ラヴィング"(87年リリース)
"コンフェッション・オブ・ア・ポップ・グループ"(88年リリース)
この他にベスト・アルバムが何枚かリリースされている。
92年にポール・ウェラーはソロ・デビューする。 アメリカ南部のR&Bや、ソウル・ミュージック的な 曲、過去のロックンロールを現代風にアレンジした曲、 アコースティックな弾き語り曲など 幅広い音楽性を披露している。 アルバム"スタンリー・ロード"はソロ・キャリアの中で 最高傑作。
ポール・ウェラーのソロ・アルバム
"ポール・ウェラー"(92年リリース)
"ワイルド・ウッド"(93年リリース)
(ライヴ)"ライヴ・ウッド"(94年リリース)
"スタンリー・ロード"(95年リリース)
"ヘヴィー・ソウル"(97年リリース)
"モダン・クラシックス"(98年リリース)
"ヒーリオセントリック"(00年リリース)
(ライヴ)"デイズ・オブ・スピード"(01年リリース)
"イルミネーション"(02年リリース)
"スタジオ150"(04年リリース)
"アズ・イズ・ナウ"(05年リリース)
ライブ"キャッチ・フレイム!"(06年リリース)
"ヒット・パレード"(06年リリース)